思い出すのは、
甘く濃いエスプレッソのようなキューバンコーヒー
目が合うたびにウィンクしてくるハバナの男達
９０年代のどでかいパソコンで黙々と仕事をする役所の人たち
毎晩行われるラムとダンスと家族の集い
一日中座って外を見ていたおじいちゃんも、音楽がかかると踊りだす
その誇らしげな表情としわしわな肌から感じる威厳
８歳の少女カーラがみせてくれた目を見張るような腰の動き
踊りたいのに、アメリカに残してきた彼のことばかり考えてなかなか乗り気になれなかったもどかしさ
そんな私の心境をよそに熱心に教えようとしてくれたカーラとヤンピ兄ちゃん
ハバナからTrinidadに向かう田舎道 すれ違う馬車と農民たち
シャワーはないのにピカピカのテレビとステレオがある沢山の家庭
私の部屋に毎晩入ってきては、ひたすらスペイン語を教えようとしてくれた子供たち
そのとき覚えた、今でも大好きな曲
一人でカメラを持って歩き回り、いろんな人に声をかけたCienfuegosの住宅街
言葉も通じない見知らぬ人と、ファインダーを通してつながったように感じた瞬間
思えばこの日から、写真を撮ることに夢中になっていったんだっけなあ
そしてたどり着いた黄昏に染まる海辺で、映画のワンシーンのように踊るティーン達の姿
きっと自分と２〜３歳しか違わないんだろうけど
あまりにも違う人生を送っているようで、眩しいくらいキラキラして見えた。
きっと自分と２〜３歳しか違わないんだろうけど
あまりにも違う人生を送っているようで、眩しいくらいキラキラして見えた。
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あれから早５年。
今、下北沢にあるキューバ料理屋さん、Bar Bodeguita というお店で、
キューバ旅行中に撮った写真のプリントをほんの数点飾らせて頂いています。
お店の場所が地元ということもあり、
ここになんとも珍しいキューバ料理屋さんができたというのは
何かご縁があるのではないかと（勝手に）思っていました。
ボデギータでは毎晩のようにライブイベントが行われていて、
キューバ好き、音楽好きの方が集まるとてもアットホームな場。
ご飯もドリンクもとっっても美味しいです。私はフローズンモヒートとバナナシェークが好き。
ただ一つ、かかっている音楽（映像付き）にのせられて
お連れさまとの会話に集中できないかもしれないのでご注意を。（笑）
お連れさまとの会話に集中できないかもしれないのでご注意を。（笑）
もしお近くにいらしたらぜひ、お立ち寄りください。
６月いっぱい展示予定です。
お店のHP→ Bar Bodeguita （月曜定休）
そして最後に、友人が私のFacebookのアルバムから、
キューバの写真をスライドショーにしてプレゼントしてくれました！
写真のセレクト、順番、そしてなによりBGMの選曲にセンスを感じます。
スライドショーに使われているAlex Cubaというアーティストの"Cafe Havana"、これを聴いて心地の良い４分半を。Enjoy!
